SANU CABIN MOSS

EARTH WALKER SANUモデルは、標高1500mで気温がマイナス20度にもなる高地環境でも居住者が快適に過ごせるように設計されています。このモデルは自然豊かな森の中に建てられることを想定しており、土壌への影響を最小限に抑えるために特別に開発された高基礎杭工法を採用しています。この方法により、元々の自然環境、特に雨や風の流れを変えることなく建築を実現しています。
建物の外観は折り紙のように屈折したデザインで、流体力学に基づいて風や雨水を分散させ、周囲の土壌や環境への負荷を最小限に抑える設計になっています。この一棟あたりの施工期間はわずか2週間で完成することが可能で、フレームとユニット構造に分けた工法により、選択するフレームやユニットに応じて様々な形状を実現できます。これは拡張性や可変性を備えた世界初の革新的なキャビンです。
内装デザインでは、木質率48%を実現し、高いサステイナビリティを持つと共に、別荘サービス事業者向けにカスタマイズされたシンプルかつ機能的なデザインを採用しています。室内からの視線は全て外部に向けられており、自然との一体感を高めています。
さらに、SAUNA棟やデッキなどの体験拡張機能も設計に取り入れられており、自然の形状やサービス内容に応じた自由なデザインが可能です。EARTH WALKER SANUモデルは、自然環境と調和し、持続可能性と居住者の体験を重視した設計思想を体現しています。